日々のこと

気が向いたときに好き勝手書いてます

関心は移る

本を読んでた時期、映画を見ていた時期、景色を見ていた時期、文を書いてた時期、サッカーを見てた時期、ライブに明け暮れた時期。
そんなふうに生活は変わってる。最近は全然ライブに行ってない。通勤時間が減ったのもあり、移動中音楽を聴いてない。新しい音楽は追えてないし、ライブで熱量を捕らえられなくなってしまった。熱量を捕まえられなかったり、どこか予定調和だと感じてしまう。なんだかなーって自分に対しても思うよ。


もしかしなくても、時間は全然無い。「あれもしたい、これもしたい」そんなふうに気になることが増えた。人生はまだ50年くらいあるのかもしれないけど、多分好き勝手できるのって後10年ちょっとだよなー、というのを夢の中で落下しながら思ってたことを目が覚めても覚えていた。そりゃー1年なんてあっという間に過ぎ去りますわ。気付いたら時には、また次の夏が来る。サッカーしたいとか思うのも、実際に思った通り動けたりするのは後10年で限界だろうな。
ランニングを続けられているけど、成果は全くない、というか感じることがない。とりあえず何かをしてみるってノリで、半月ほど禁酒する。とりあえずやってみてから考えるスタンスは、どれだけ生きてても変わらないものでした。
本の置き場ないしなーって本を買うのを自粛してたけど、もうなってから考えるとして、諦めて本買うことにした。考えたり自粛するだけ無駄だった。

a day on the

映画を見てる。好きだから。自分一人の生活をしているだけでは過ごせない生活が見たいし知りたいし気になる。自分一人が感じる世界とか感情・見ることのできる景色には限界がある。そんなことをすこーーーしだけ思うけど、単純に暇なだけ。

 

ここ数年は音楽を聴いてライブに行く生活を過ごしていたけど、大学生の時はそんなお金もなく、借りたDVDを籠って見る生活をしてた。あとは家で飲んでたり飲んでたりした。テレビを見る習慣がなくて、「誰かを演じている誰か」としか見れていなかったから芸能人の名前が基本的にわからなかったし、映画のタイトルを覚えるのが苦手で(今も)、いいなと思ったものがなんてタイトルなのかを思い出せないことなんて日常茶飯事だった。もう何年も前に見た映画のシーンや世界がどこか好きだったのに、タイトルが思い出せずそのままだったものに再び出会えた。TSUTAYA様!!

ただ意味のないような日常は、大学生には当たり前に存在していて、それを失った今、当たり前にあった日々を懐かしむなんて誰もがあるのかもしれない。誰かにとってたまたま偶然のように起こった一日と同じ時間の中で、他の誰かには変わらない時間は流れている。
知り合いで囲む鍋とか本当においしいよね。もうすぐそんな冬の季節がやってくる。秋は魚が美味しいけどグリルがない。

 

どこにでも行ける気がした。退屈な日々から目を逸らすことのできる場所に行きたかった。 そんなことを思い続けながら一週間が過ぎた。このくらい少しのことを頭の片隅に置いたまま、これから先年を重ねていくのかとか思ったら生き急いでいるくらいでちょうど良いのかもしれない。

引っ越しをして音楽から離れた生活も、それによって映画を見る時間の増えた生活も、結局多くの物事はタイミングで動いてる。そう、なんか自分の周りに起こることに対して熱がない。熱を年々失っている気がする。

 

良い映画に出会えた時の何とも言えない120分程度の時間のために、くだらない何ともピンとこない映画を山ほど見ている気がする。それでも、それも、いいんだろうな。うん。南極料理人の食事シーンだけ見てても幸せになれるくらい好きだ。

今いい具合に酔っ払っている今、君の好きな映画は何か教えてほしい。