日々のこと

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テレビ東京という魅力

テレビ東京の「家、ついて行ってイイですか?: 番組情報 : テレビ東京」という不定期でやっている番組が、この前の月曜日に久しぶりにやると分かったものを慌てて録画しておいた。自分はこのバラエティ番組がとても好きなのです。

ビビる大木とおぎやはぎの矢作が進行して、終電を逃した人に家までのタクシー代払うから「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の生きドラマを覗く。って感じ。司会進行する人らも街で声かけた人の家で家の主と一緒に番組収録するし、とにかく金がかかってない。

でも、16日の放送ではやたら金がかかった。インタビューした女の子が仙台に帰る夜行バスに乗れなくて、じゃあ仙台までタクシーで帰りましょうと。
普通なら、「そもそも電車じゃなくて夜行バスだし、というか想定してる距離じゃないし。」となりそうなのに、カメラ回してるスタッフが一番楽しんでるんだもん。「上野から仙台までタクシーとか面白すぎるでしょ」ってスタッフの空気がかなり出てた。番組的に放送した人以外にも多くの人を撮って、話になった人を放送してると思う。そうなれば仙台まで行ってテレビとして絵になるかとか、制作費考えるともちろん上(上司とか)にも聞いたんだろうけど、映像として出たってことは上の人も面白がったんだろうな。狙って「こういうものを作りました」というのでなく、「大人が遊んで(ふざけて)みたらこんなのできちゃった」って少し抜けた緩さが番組自体にすごく合ってた。仙台に向かうまでは緩さと非日常があっても、家に着いてからはその人の真面目な人生と現実が部屋には存在していた。

仙台と東京の距離は「夢と現実」の距離にどこか感じて、その距離でも地続きなのかと思うと、彼女はまだ頑張れるんだろうな。と、どこか自身の中で納得できた。
この番組とても好きだからまた次楽しみにしてる。番組のBGMで使われているビートルズのLet It Beは心優しくなれる。テレ東は金かかってる感がないのに面白いから期待してるよ私は。