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音楽の情報交換について

 ONE OK ROCK、新アルバムが16万枚突破 好セールスから見える若者の音楽需要の動向とは? - Real Sound|リアルサウンド
を読んで。別に突っかかるわけじゃないけど。


昔の人は自分が好きな感じのアーティストに出会うまで色んなものを聴いたり、掘り続ける熱量があったんだろうけど、若者はその熱量がライブで楽しむとか他の物事(音楽以外も含めて)に変わってるんじゃないかと。そして、自分から知らないアーティストの曲を聴いて、自分に合ったものを探したりすることを「労力」と感じる傾向が強いんじゃないかな。街中でShazamしてる高校生いるし、耳に入る音には関心はあるんだと思う。
記事内の単曲買いは、高校生が音楽を友人間で交換、共有するハードが存在しないから。何年か前のカセットとかMDという交換できるハードが無いなら、今の友人間での共有は「この曲良いよ」って単曲になるから、一曲単位で買って聴くってなってるだけ。MDを友人間で交換してた時の方が「こういう曲好きなんだよね」という単曲の話に対して、「じゃあこんな感じも好きかもよ」という複数曲を友人に教える環境だったのかなと。今の方がURL教えるだけですむし、情報交換のスピードは間違いなく早いんだけど、交換してる情報量は昔の方が多かったと思う。
そういった交換できるサービスが存在しないから、友人間の話題に「音楽」というものが上がらない。高校生なんて他に楽しいこと山ほどあるだろうし、高校生はCDのセールスなんて気にしないで楽しいことしてたらそれで良いんだよ。