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日々のこと

気が向いたときに好き勝手書いてます

11/11 くるり@中野サンプラザ

THE PIERリリースツアーを見させてもらってきました。
今年に見てきたライブの中で、ベスト3に入るくらい良いライブでした。思い入れや感情とか抜いて、単純にライブだけにしたら一番良かったんじゃないかと。
 
くるりの3人の後ろにTHE PIERサポートの4人を置いた7人による演奏は、2034から始まり、本編を終えて、アンコールのThere is(always light)で閉める。曲順の流れもMCで繋ぎ、ジャケットにもあるよう桟橋から始まった旅をライブ全体で一つとして表現した。こんなに完璧なワンマンを見せられたら、ワンマンに求めるハードルが上がるだけだろうと…
  
公演中、赤い公園の津野米咲が「レジーのブログ 2014年の重要作、赤い公園『猛烈リトミック』について津野米咲に聞く」のインタビューで言った

『素晴らしいJ-POPは、編曲を問わないと考えています。いつ、どこで、誰が、どんな編成で演奏しても良い曲でなくてはなりません。強力なメロディーと歌詞無くしては成り立たないものだと思います』

というコメントがずっと頭の中にあった。くるりは十何年か前にデビューしてから、メンバーが変わりライブで使う楽器も増えた。名曲だと言われるいくつかの曲が、ホーンやシンセサイザーを入れたアレンジで鳴らされるたび、「ああ、やっぱり素晴らしい曲だ」と頭の中でこのコメントを繰り返してた。

 

CDの売り方や、ここ最近多く使われている四つ打ちというキーワードも自分の中でどうでもよくなるようなライブだった。何年もシーンを引っ張りながら、くるりというフィルターを通した新しい可能性を生み出してきた彼らが、これから先も音楽シーンに可能性を送り続けるんだろうな。時代の先を歩くくるりが、曲を作り未来を見る岸田繁というミュージシャンが少しだけ羨ましい。