日々のこと

気が向いたときに好き勝手書いてます

little forest / 夏秋冬春

 

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「little forest 夏/秋」、「little forest 冬/春」の二作をまとめて見た。

ただひたすらに美しい映画だった。綺麗じゃなくて美しい。生きる為に食べ、食べる為に作る。自然に逆らわず、共存ではなく受け入れるように生活をし、四季の植物から生を受ける。都会の喧噪とはかけ離れ、植物・自分の呼吸と対話する。この映画を見て、そんな生活に憧れた。
橋本愛の何にも染まっていない無垢な感じが、演じる役の外まで滲み出てた。特別な人ではなく日常生活における大多数にあたる普通の人をするのほんと上手い。「重量ピエロ」は置いといて、レミオロメンの「3月9日」とか、森淳一監督が生活の中にある空気感をそのまま切り取って美しく見せる感じ好きだ。何気ない生活も美しいんだと希望さえもてる。
自給自足で毎日生活をし、夕日が沈むのを毎日見て子作りをして
あぁ田舎に暮らしたいな
何もかも全て捨てて田舎に暮らしたい
 

 もう何年か前、こんな風に日本マドンナは「田舎に暮らしたい」という曲の中で歌っていた。映画に曲が合うとかはないのに、この曲が頭にふと落ちてきた。あんなのギター弾いてる姿、最高にかっこよかったな。別に上手いとかじゃなくて、弾き方がものすごくかっこいい。良いバンドだったなーとか映画と全然関係ないことを考えてた。

 

new music from big pink / オワリカラ

これも映画とは全然関係ないけど、やっと音源になるのでものすごく楽しみにしてる。

ぐっばい歌舞伎町

火垂るの墓をみてた。いつもいつもなぜか最後まで見れたことのないものだったけど、やっと最後までちゃんと見れた気がする。こんな話だっけ?って思ったのは、衝撃的なシーン以外も頭の中に入ってきたからな気がする。

 

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その前まで「さよなら歌舞伎町」をみてた。前田敦子主演とデカデカと書かれていたけど、出番はほとんどなかった。それでもすがすがしい終わり方だったし、こういった終わり方嫌いじゃないな、むしろ好きだな。って感じに週末の金曜日のだらけ具合に合っていた。

染谷翔太とイ・ウヌの演技が良くて、ヒミズを見返したくなったけど最終的には何故か二階堂ふみちゃんを見たくなった。今作には全く関係ないけど、ふみちゃんは可愛い。染谷翔太は、演じる役の中で起こってる葛藤とかうまくいかない現実とかを表現していくのがうまく、画面上の視線を持っていかれるし普段からかなり研究してるんだろうな。前田のあっちゃんもすごい演技下手なわけでもなかったけど、普段なんか違和感あるのはセリフ多いと好きじゃないんだと分かった。空気感で見せたり日常を切り取った映画なら、そこまで違和感感じず見れるのかも。喋らせると「ん?」ってなっちゃう。

この映画を見てて、これあそこあたりか?とかちらほら分かって、あー歌舞伎町の朝はこんな感じなんだなと。あんまりいかないけど。

 

先週には進撃の巨人見たけど、珍しくブチギレだったのでその件は無かったことになりました。 いや、でも面白かったんだけどね。「進撃の巨人」って名前だと見に行った自分が悪かった。ジュラシックワールド楽しみにしてるんだけど、夏休みの子供人口も多かったりで見に行く目途立ててない・・・社会人独身男性に映画館は厳しすぎる。(料金的に)

 

3人でつながる世界

引っ越しが終わった。人力でやったから、暑さもありものすごく死んだ。単純に夏の引っ越しはやばいと思ったけど、極寒の中コート着てやるよりましだなーとも思った。パソコン環境整理しよーとBluetoothのキーボード・マウスに変えたら快適すぎるのと、ベッドから動かなくなって廃人化が加速したし、寝落ちも増えた。自分は手を出してはいけなかった人種だったなのかもしれない。

 

久しぶりにライブハウスでもりもりバンドを見れて幸せになってる。どんだけかっこいいバンドいるんだよ。

・余命百年

ギターの女の子が反則的にうまい。ライブ終わって「はーまじか」とか思ってそのままCD買った。

・salsa

セットがドラム後方じゃなくて一列に並んでたんだけど、ドラムの叩き方めちゃくそかっこよかった。

 

またのんびりいろんなライブ見れるかな。とりあえず二度寝しますね。